会社設立に必要な資本金(出資金)はどの口座に振り込めばいいですか?
原則として発起人の個人口座に振り込みます。
なお、会社の法人口座は、会社設立の登記が完了した後に開設することになりますので、会社設立前にはまだ存在しません。
会社は、会社設立の登記をすることによって成立します。
そして、会社設立をする場合には発起人(会社設立の手続きをする人)が資本金(出資金)を払い込む必要があります。
例えば、設立する会社の資本金を100万円とした場合には、発起人はその100万円を自分の個人口座に払い込む必要があります。
(『資本金はちょうどの額を振込む(又は預入れる)必要がありますか?』もご参照ください。)
この発起人の口座は、普段プライベートで使用している銀行口座でもいいですし、新たに口座開設をしてその口座に振り込むことでも問題ありません。
ちなみに、会社の法人口座は会社設立をした後に開設するので、会社設立前には存在しません。
会社設立の際の資本金は法人口座に振り込むと思ってる方もたまにいらっしゃるのですが、会社設立前には法人口座は開設できないので、発起人の個人口座に払い込むことになります。
なお、日本に住所を有していない外国人の方等が会社設立をする場合の資本金の払い込み口座はどうすればいいのかについては、『出資金を振込む口座は第三者の口座でも大丈夫ですか?(外国人の会社設立)』をご覧ください。